1:幻の但馬牛「但馬玄 」とは
契約牧場「上田畜産」で大切に育てられた但馬牛の中でも一線を画した独自ブランド牛。
不飽和脂肪酸(魚に近い脂)を多く含み、融点の低い(口溶けの良い)マグロのようにあっさりしたお肉である。
日本の代表的なブランド牛といえば、『神戸牛』『松阪牛』『近江牛』などが挙げられます。
実はそれらのルーツは、兵庫県但馬地方で繁殖される『
きれいな水、澄みわたる空気、雄大な山々と、自然に恵まれた環境で育てられる
その中でも究極の
牛たちに惜しみない愛情と手間をかけ、健康な仔牛を産ませ、出来る限り自然なカタチで育てていくという肥育方法。
このようなやりかたは、年間で育てられる牛も数少なくなり、決して効率がいい肥育方法とは言えません。
ですが、このように大切に育てることが上質な成牛への一番の近道なのです。
大量生産では絶対に出せない、赤身の深い風味と脂身のあっさり感を是非ご体感ください。
契約牧場「上田畜産」
2:但馬玄 が美味しい理由
マグロの脂に近い低温で溶け出すさらさらの脂。
口に入れるとフワッと広がる肉の甘味み。
一般的な黒毛和牛の脂が約25度から溶け出すのに対し「
低温で溶け出す脂はサラサラでマグロの脂に近く、口に入れるとフワッと肉の旨味が広がり肉の甘味みを感じ、あっさりとしていていくらでも食べれます。
サラサラの脂が口に入れるとフワッと広がる
3:健康であること、 それがいちばん大切。
いかに 牛を健康に育てるか。
和牛の最高峰である
「但馬牛は、本物でなくてはいけないんです。ストレスを抱え、無理に大きくしたような牛が、本当に美味しいのか...」と上田さんは言う。
「この世界に飛び込んで20年間、独自に研究を続け、全国を飛び回り、同じ志を持つ先達に頭を下げ教えを請うた。
たどり着いた答えは『いかに 牛を健康にするか』ということ。
兵庫県但馬地方のスキー場に牛を放ち、体に必要なものを自然に摂取できるような環境を作ったり、喧嘩をしても傷つかないよう角を削ったり...と、これまでの常識を打ち破る方法で牛のストレスフリー生活を実現してきた。
生まれたての子牛が立派に育つまでの約2年半。手塩にかけた牛が旅立つ日、充実感と感謝の念で一杯になるんだ。」と上田さんは微笑みました。
深い愛情と、豊かで厳しい自然の中で育つ
牛肉の味は愛情の成せる技